物語

病名を知るということ

2-5 何でか空気と水が良くなると症状が消える

ところが。実家に帰ると、なぜかこれらの症状は治まってしまう。ほとんど劇的、といっていい程に、つるりと良くなってしまうのだ。大学4年次の夏、アパートのあまりの暑さに「やっとれん!!」と思い、実家に帰ったことがあった。それでまず感じたのが、空気...
病名を知るということ

2-4 体が排気ガスに反応している?

これってつまり、排気ガスだよね。車の排気ガスに肌が反応しているってことだよね・・・。洗い流せばかゆみが止まるのだから、当然そういうことになる。そうか、アレルギーは車の排気ガスでもひどくなるんだな、と思った。し、またそれ以上に、車の排気ガス自...
病名を知るということ

2-3 車の排気ガスがつらい

いつしか、自転車で道を走るときも、車を避けて裏道へ裏道へと、道を選ぶようになっていた。しかし、大学への通学途中に一ヵ所だけ、どうしても通らなければならない交差点があった。大きな幹線道路との交差点で、ひっきりく車やトラックが走っている。おまけ...
病名を知るということ

2-2 過敏症状のはじまり

最初それは、水から始まった。手を洗ったりシャワーを浴びたりと、肌が直接水(湯)に触れているとき、「きついな・・・」と感じることがあった。塩素なのか、それとも別の何かなのかはよくわからないのだが、しかし「何かが水に混じっている」という感覚はつ...
病名を知るということ

2-1 体がヘン!でも何の病気か分からない

かなり長い間、私は自分の病気を知らなかった。化学物質過敏症(CS)という病気の存在を初めて知ったのは、26歳のときだ。すでに過敏症らしき症状は出ていて、それ以外にも身体のあちこちがおかしくなっていたのだが、それが1つの「病気」であると知るま...